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2014年の初登りは八ヶ岳の赤岳に登りました。厳寒期の八ヶ岳は2008年の硫黄岳、2009年の阿弥陀岳に次いで3回目です。だいぶ間が空いたので今回の山行きに備えて日々のトレーニング、暮には那須岳での雪山訓練、冬山装備の点検や設営訓練を行って臨みました。八ヶ岳は厳寒期でも登山者が多く山小屋も開設しているので比較的安全だとは言われますが、万が一に備えての準備は最低限必要です。
行者小屋までの南沢は適度に雪が付いていて良く踏まれており全く問題なし、とても歩きやすい状態でした。ただ、久し振りの20キロ超えの荷物に四苦八苦、夏の標準タイムよりだいぶ遅れて到着しました。
2日目は尾根で日の出を見るために早朝暗いうちに地蔵尾根に取り付きました。暗い中での登りですがトレースがしっかりしているので安全に登れました。ただし、急斜面で雪が流れて足をとられやすい個所がありました。
早朝の尾根は多少風が強い状況でしたが、天気は良くルートも明確でした。思っていたより雪が少なく、岩と氷と雪のミックス状態の部分がありましたが、慎重にルートをとればそれほど危険はありません。
赤岳山頂からの下りでちょっとしたルートミスをしました。阿弥陀岳方面にまっすぐ進むトレースを下りてしまったのですが本来はいったん権現岳方面に向かってから右に下るのが正解でした。途中で気づいて雪の岩場を強引にトラバースしましたが、状況が悪ければ危険だったでしょう。三回目の赤岳で油断したのが原因です。その他装備の検証もできて有意義な登山となりました。
山歩きの記録はこちらまで YAMAP
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